物を手放してよかったこと

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当時、部屋にたくさんあった本、洋服、靴、家具…などをたくさんの物を手放しました。
その時、思ったことを書いていきます。

なぜ、捨てようと思ったのか?


当時、部屋には漫画本(大・小)、文庫本、小説、雑誌等のおよそ300冊ほどの本を所有していました。当然、大量の本を収納する為の大きな本棚が部屋の中にありました。
ブルーレイ、DVDも100個ほど所有しており、収める為の収納ラックがありました。
また、洋服もおよそ200着ほどあり、その洋服たちを収納する為の大きなタンスもありました。クローゼットはありましたが、ハンガーに掛けた洋服が収まりきらなくて扉を閉めることができず、はみ出していました。(笑)
大きいシューズボックスに30足の靴達、大きな透明のケースの入れ物に大量のCD(300枚)、化粧をする為の大きい化粧台椅子、くつろぐ用の腰掛ソファシングルベットがありました。
では、なぜ捨てようと思ったのかというと、それだけの大量の物・家具があるわけなので、『あれ?本当はもっと部屋は広いはずなのに、圧迫感がある…部屋の中に在る物は置いてあるだけで使っていない物がとても多い…』と感じたからでした。
そこから、部屋の中にある物に対しての見直しが始まりました。

見直して気づいたこと

見直していく中でたくさん気づくことがありました。
いつも決まった服しか着ていない、いつも決まった靴しか履いていない、いつも決まったバックしか使用していない、いつも決まったメイクアイテムしか使っていない、本は本屋に行って絶対読みたいと思った本ではなく、なんとなく良いなーと思った本を買っていたこと、読みたいわけではなく安くなっているからという理由で本を買っていたこと、CDは使用していなく、スマホの音楽アプリでいつも音楽を聴いていること……に気づきました。

どうやって手放すことができたのか?

  • 洋服
    まず、クローゼットの中にある全ての洋服、タンスの中にある全ての洋服を出しました。
    洋服を手に取って目でしっかり見て《捨てる》or《残す》かを決めました。
    いつも着ている洋服、気に入って着ている洋服は着ている時の感触、感覚、肌触り、着心地は自分がよく分かっています。そうではない洋服に対して、もう何年も着ていない服、安いからという理由で買った服、くたびれてしまった服、シーズンごとに似たような色や形や素材の服は手放しました。羽織物、コート、ジャケットは手放すことに悩みましたが、ただ、なんとなく持っていて着ていない服は手放すことができました。普段から着ている種類は残こし、おかげで30着ほどまで減らすことが出来ました!クローゼットの中とタンスの中がスッキリして、かなり余白ができるようになりました!!
  • 本(漫画・文庫本・小説・雑誌)
    洋服と同様、本棚から全ての本を床に出しました。
    これからもずーっと読んでいきたい本達、好きな著者さんの本達、表紙のジャケットが好きな本達、自分の為になる本達は残すことにしました。
    手放した本達は、その当時に話題になったけど読んでいない本達、なんとなく特に理由もなく買った本達、買ったけど好みではなかった本達…でした。
    合計40冊くらいまで減らすことができました!と同時に本棚も一緒に手放しました。
  • 靴・バック
    本や洋服ほど所有数は多くはなかったけれど、使わなくなったり、古くなってしまったバックや靴、気に入って買ったけど履き続けていったら足が痛くなり履けなくなってしまった靴は手放しました。履きやすい靴や持ちやすく負担にならないバックは残りました。
    靴は6足、バックは5個まで減らすことができました。シューズボックスにかなり余白が生まれたので、こちらも手放しました。
  • DVD・Blu-ray(映画)
    中古の物でも高い価格で買っていたことが多かったので手放すことに悩みました。
    ですが、あきらかに持っているだけで観ていない映画、好みが変わって観なくなった映画は手放しました。服・本と同様に、これからずーっと何回も観ていきたいDVDとBlu-rayは残しました。30本ほどまでに減らすことが出来ました。収納ラックも一緒に手放しました。
  • CD
    CDプレイヤーで聴いていた頃は、ものすごくCDを購入していました。長い間、アニメにハマっていたので、そのアニメのOP・EDで好みの曲はほぼ買っていました。
    けれど、だんだんCDプレイヤーで曲を聴くことがなくなっていき、スマホでインストールした音楽アプリで曲を聴くようになりました。聴かなくなったCDからスマホに曲を取り込めるレコーダーを使用してから、CDを手放しました。おかげで4枚まで減らすことができました。こちらの4枚はお気に入りCDだったので、手元に残しておきました。透明のケースの入れ物も一緒に手放しました。とてもスッキリしました!
  • 化粧台
    折りたたみ式テーブルが付いた大きめの化粧台でした。
    メイクアイテム、用品をたくさん収納していて、その他の日用品や小物品も数多く、一緒に数冊の雑誌も収納していた記憶があります。
    こちらも中に入れている物達を全て床に出しました。
    細々とした物達がたくさんあったので、一つ一つ目を通しながら、残す物と手放す物を分けていきました。買ったけど、使っていないメイクアイテム・日用品・スキンケア、似たような色を何個も買ったメイクアイテム、期限の切れた市販薬・スキンケア等は手放していきました。もう読まないと思ったので雑誌は全て手放しました。
    残った物は、いつも使っている物達、お気に入りの物達になりました。余白がかなり出来て、この大きな化粧台に入れておくのも部屋のスペースを取ってしまうと思ったので、化粧台も思い切って手放しました。
  • 椅子
    化粧台で作業したり、化粧する為に購入した椅子でした。化粧台は手放すことにしたので、椅子も使わなくなり、手放しました。
    ちょっと高い価格で購入したので、手放す時は心苦しかったのですが、『あってもなくても私の生活には支障はないから大丈夫!』と思い、さよならすることができました。
  • 腰掛ソファ
    とある雑貨屋さんで気に入って購入したソファでした。これから生活していく中で『本当に要るのか?』と考え、思い入れがあったので手放すことに悩みましたが、座り心地は良かったのに、これまで、あまり使っていなかった(座っていなかった)ことに気づきました。そして、手放した後は後悔しなかったので、『私の決めたことは間違ってなかったんだ!』と思うことができました。
  • シングルベット
    学生時代から毎日毎日、使っていたシングルベットでした。寝心地が良く使いやすく13年間、私の生活を支えてくれた相棒のような存在でした。
    ですが、長年使っていくと、寝っ転がるとスプリングが軋む音がしたり、マットレスの中央の部分が凹んでいるように感じました。(汗じみもあったと思います)
    『そろそろ買え時なのかな…』と思い、これまで、たくさん使わせてもらえたから、今までありがとうという気持ちを込めて手放しました。
  • キッチン用品
    キッチン台の下に収納スペースがありました。
    使っていない食器、様々なキッチン用品が収まっていて、こちらも全て一回、床に出して普段から使う物達だけを残しました。
  • 掃除機
    確かに掃除機は吸引力が強く、隅々まで埃・汚れを吸ってくれて助かっていたので持っていました。ですが、自分の場合は掃除機は掃除をした時に重く動かしずらかったのと、定期的に掃除機用の紙パックを捨てる手間がありました。
    掃除機は思い切って初めて手放しましたが、その後はクイックルワイパーで事足りましたので、手放してよかったと思いました。

物を手放したことによって何を得ることができたのか?

  • 自分が本当に好きな物、好きなことが分かるようになりました。
    『いつか使うだろう』はたぶん使わないということが分かりました。
    要らない物、使わない物を手放し、残った物達を眺めてみました。
    例えば、私の場合、洋服は白い色、暖かい色の服が好き、オシャレで見た目が良い服も好きだから残ったけど、機能性が良い服も残っていることが分かりました。
    本は漫画と小説が残りました。
    DVD・Blu-rayはミステリー系、アクション系、古い年代物、人生を変える系、恋愛物など…といろんなジャンルの映画が好みということが分かりました。
    メイクアイテムは暖色系・キラキラのラメ入りのアイシャドウが残りました。
    靴はスニーカーと革靴小型バック・ショルダーバック・リュックが残りました。
    ……という感じで自分は何が好きなものか、お気に入りなのかが分かりました。

  • 心・体・頭がスッキリと軽くなり、自分が何を所有しているのか頭の中で分かるようになります。
    手放した後に部屋を見渡してみると、目から入る情報が少なくなりました。それと同時に、頭・心に負担が少なくなったことに気づきました。これは物を手放した後に一番起こった変化でした!
    手放す前は物がどこにあるのか、何が無くて何が有るのかがはっきりしなくて分かりませんでした。ですが手放した後は残された物達がどこにあるかを把握することができました。

    物達を手放す前は余計なことや考えなくていい事まで考えたり、悩んだりしていたと思います。しかし、物を手放したことによって自分が本当に考えるべき事、本当にやりたい事、本当に欲しい物が分かるようになったと思います。
    商業施設やスーパー、コンビニに行っても前と比べて物欲がなくなり、余計な物を買わなくなりました。そして、当時の自分は物があることによって安心感を感じていたことにも気づきました。
    物を手放したことによって、このようなメリットを得られるとは思わなかったので、驚きました!

  • 部屋が広くなりました。
    言わずもがな。
    本当は広い部屋なのに、自分が所有していた多くの家具と多くの物達があることによって部屋を狭くしていました。掃除しても、すぐに埃がたまりやすかったと思います。
    部屋が広くなって部屋の中で過ごすことが好きになりました。その空間・空気がキレイになってリラックスできていることに気づきました。

終わりに…

手放す時に、このアイテムを手放しても大丈夫かな?手放した後に後悔するのではないか?と不安に思っていました。ですが、手放してみると、そうではない物達がたくさんありました。
これまで当たり前に長い間、物が多い部屋と空間で過ごしてきたので今、部屋の中にある物達は自分に全て必要なものとしか思っていませんでした。
そうではなく、物を所有するということは〖その物と一緒に付き合っていくということ、手にとって触りこれから使っていくということ、飾り物は定期的に掃除・メンテナンスをしていくということ、ぞんざいに扱わず、大切に大事にしていくこと〗に気づきました。
物に対する責任感を持つことが大事なことだと気づきました。これまでの自分をあらためることが出来ました!

私にとって物を手放すということは、【本来の自分、未だ見ぬ新しい自分と出会うため】なのかもしれませんね!

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